前谷至竜
受賞暦:なし
連載:なし
シリーズ連載:なし
読み切り:「ぽっかり」(2005.5)「ルパカ」(2006.1)「ヒトリちゃん」(2008.5)
コメント:

摩訶国彦
受賞暦:なし
連載:なし
シリーズ連載:「脅威の旅」(2000.8、11、2001.6、9、2002.6、11、12)
読み切り:なし
コメント:

鮪オーケストラ
受賞暦:不明
連載:「裏刑事ブルース」(1998.3-8)「BAD TRIPPERS」(1999.5-2000.1)「トニーの背骨はよく曲がる。」(2001.4-2002.7)
シリーズ連載:
読み切り:「地球外おやこ刑事-世襲編-」(1997.10)「類まれなるリンダ〜眼球愛〜」(1998.2)「包帯ムスタング」(2003.3)「のらぴえろ」(2003.12)
コメント:
個人的には非常に好きな一方で、「まあ、売れんだろうなぁ…」と感じてしまう漫画家さん。
とにかく、その微妙で雑とも言っていいだろう絵柄といい、グロくて下品な描写、バットエンド思考などどう考えても作者の嗜好とはおおよそ155°ぐらいずれててよさそうなものなのですが、なぜか筆者が引き付けられてしまうのは、タイトルを見てもわかるような、その独特の粘つくようなネームによるものでしょうか。くさや的な魅力があるのかもしれない。(2006.02.02)

松田大秀
受賞暦:なし
連載:「ガンハザード」(1996.4-9)
シリーズ連載:なし
読み切り:なし
コメント:
 もともと歴史群像とかコンバットマガジンなど軍事系のお仕事が多く、ファミコミでも戦術SLGであるフロントミッションのコミカライズを担当していました。ビームでも引き続きフロントミッションの続編であるガンハザードのコミカライズを担当。
 その作画とストーリーはさすがに手馴れた感じで、続けてオリジナル作品を読みたいものだと思ったものでしたが、残念ながらコミカライズ終了とともにビームとは縁が切れた形となりました。(2006.03.14)

松本千方
受賞暦:なし
連載:
シリーズ連載:
読み切り:なし
増刊:「デコレーションバニィ」(2006.10[Fellows!vol.2])
コメント:

松本充代
受賞暦:なし
連載:「DROP BY DROP」(1996.2-11)「眠る空」(1998.6-8)
シリーズ連載:
読み切り:「Dotch Doll(前・中・後編)」(1997.3-5)「陽の下の恋人(前・後編)」(2000.2-3)
コメント:

松本レオ
受賞暦:なし
連載:
シリーズ連載:
読み切り:なし
増刊:「パラダイス7」(2006.10[Fellows!vol.1])
コメント:

松山花子
受賞暦:第13回アスキー漫画大賞佳作(1999)
連載:なし
シリーズ連載:なし
読み切り:「夢見る青年の昼と夜」(1999.6)「誰が地球を救ったか」(2000.1)
コメント:
 ビーム受賞作は4コマでした。ただ、ビーム編集部としてはストーリー漫画を描いて欲しかったようで、ストーリーの読み切りも載りました。
 ところが松山氏としてはやはり4コマ漫画が描きたかったようで、その後しばらくして4コマ誌でデビュー。大好評のうちに次々と連載が始まり、気がついたときには4コマ界のトップクラスへと駆け上がってしまっていたのはご承知のとおりです。裏ではいろいろな事情があるのやも知れませんが、やはり雑誌の方針や傾向と作家の資質がうまくかみ合うということは重要なのだなあと感じる今日この頃ですよ。
 …あ、やおい方面の話はちょっと。わかりかねますので。(2006.03.14)

マナベウミ
受賞暦:第8回ビーム漫画大賞佳作(2002)、第4回エンタメ大賞佳作(2002)
連載:なし
シリーズ連載:なし
読み切り:「ファンタジー・ファン」(2002.9)
コメント:
 別名「眞部ヒロト」「眞部ルミ」。90年代ローディストの中では伝説の人のようです(筆者はFR読んでなかった)。1999年アフタヌーン四季賞で受賞、ビームでもエンタメ大賞を受賞する、よく見るパターンです。
 トーンを使わずカケ網や点描を丹念に使って陰影を形成しながら主線の存在感を究極消してしまうその画風は、今は無き『コミックFantasy』(註)なんて合っていた気がします。実際MOEにイラスト投稿していたようですし。当時のビームとは肌合いが違ったためか掲載は受賞作1作のみに終わりました。
 今でもたまに少女誌やマニア誌などで漫画が掲載されるようですが、まあ確かに多作には向いてないでしょうねえ。(2006.09.03)

註:コミックモエの後を継いで、偕成社から出版されていた漫画雑誌(1992−1998)。ますむらひろし・須藤真澄・イタガキノブオ・坂田靖子・森雅之あたりがメジャーどころの執筆陣か。大雪師走の「ハムスターの研究レポート」も忘れてはなるまい。その他の作家も合わせて独自のファンタジックな世界観を築いていました。廃刊後は元編集長が中心となって同人版(タイトルはそのまま)が、年2回、2006年現在8号まで刊行されています。(2006.09.03)

丸川智弘
受賞暦:第9回アスキーコミック大賞準入選
連載:なし
シリーズ連載:「(募集カット)」(1996.12-1997.4)
読み切り:「かみさまのみみ」(1997.11)
コメント:
 現・丸川トモヒロ。アスキーコミック時代に新人賞を受賞。ビームでは一時期「アスキーコミック漫画大賞・原稿募集カット」を描いていましたが、漫画としてはおそらく代原として載ったと思われる(←タイトルが表紙にも巻末にも載ってないので:註)4ページの作品のみとなっています。
 その後、1998年にエース新人漫画賞奨励賞で再デビュー、さらに1999年に少年エースで連載を開始した『成恵の世界』でブレイク、ラジオドラマ・アニメ化もされたのはご存じの方も多いかと。ビームだけの話じゃないと思いますが、結構こういうパターンありますねえ。縁というのでしょうか。(2006.09.24)

註:載ったのが『砂ぼうず(「夜は千の眼を持つ」で紹介された“靴の裏!!”の回です)』の直前であったこと、『砂ぼ』がこの頃たいてい32ページだったのにこの回だけは28ページであることから、おそらくうすね正俊氏のちょい穴埋めだったのではないかと。

丸尾末広
受賞暦:なし
連載:「パノラマ島奇譚(原作:江戸川乱歩)」(2007.7-2008.1)「芋虫(原作:江戸川乱歩)」(2009.6-2009.9)
シリーズ連載:なし
読み切り:なし

万寺タツヤ
受賞暦:なし
連載:なし
シリーズ連載:なし
読み切り:「開運児 当田敏悟」(1996.10)
コメント:
 別名(たぶん本名)森野達弥。水木プロ出身で、80年代マイナー美少女誌ブーム辺りから書き続けているベテラン作家です。一目見たらすぐわかる水木調の絵と妖怪を題材にした作風で現在も活躍中。
 ビームにもやはり妖怪退治もので読み切りを1本掲載。設定がある程度固まっていましたが、連作物の1つなのか、連載のもととなるものでしょうか。いずれにせよビームでは連載とはならず、掲載は1作きりとなっています。(2006.03.14)

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